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2014年7月 5日

オカルト的なギターの話でも

沢山のギターリストに会う機会があるので、様々に様々な意見を聞くんですが、実はどうも僕と見解が違うなぁと思いつつ、黙っている事が多いのです。

それはなぜかっつうと会話のほとんどが、あいつがアレを替えると良い音がするとかふざけた事言ってたけど、その前に練習してから言えっつうの!というような会話だから。

これは、ギターの改造云々の話に聞こえるが、実のとこはその人が嫌いという悪口なだけなので、そこで発言する事によって怒りの矛先が自分に向くのが嫌だから黙っているのでした(笑)
あとあの人だと信じるが、あの人だと信じないという、なんともまぁ根も葉もない話だったりするからである(笑)

なので、2014年現時点での、オカルトティックというか、眉唾的な話を、まぁある程度ちゃんと自分で調べたりしたこととか、こう思ってるって事を書いておこうかと思います。
自分と違う意見だからといって、誹謗中傷おくってこないでね(笑)
いつか見返して、あのときはこう勘違いしてたのかと思える事も、自分の楽しみである。
とはいえ、アレが良いこれが良いなどの、細かく書きすぎるのは控えますが。

そうだ、各雑誌社の方、こういう記事の仕事あったら喜んで引き受けます(ちゃっかり)
その時は細かくおすすめを書きます!(ちゃっかりすぎ)

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・コンデンサーで音が変わるか。
これ信じてない人が多いのですが、まったく変わります。トーンは使わないからという人もいますが、そんなこと関係なく変わります。まぁ音がパーツを通りますから当たり前ですよね。
ただ、何をもって良しとするかってとこが怪しくて、ネットなんかに書いてある記事を見る限り、そもそもGibsonの音が好きな人が、ストラトの音を太くしたいという体で書かれてる記事なんかは、実のとこはGibson寄りにしちゃったことで良くなったと勘違いしてる例が結構あります。
俺は、、、それだと元も子もないと思うかな。じゃ、Gibsonでいいじゃん。。。
ちなみに僕はそのギターが生まれたその時代のパーツなりそれに近いものが良いとおもっていて、それで音がいまいちだというのなら、そもそもそのギターが嫌いなのだよと思うのです。
理想も歴史もないギター以外、今のところそれ以上の理屈が見つからない。

・内部配線
配線材を替えるといいよってことで、一時期某スタジオのおじさんが、内部配線を交換っつうのを流行らせてましたが。
ひとまずヴィンテージワイヤーは選択しないほうがいいかな。
かなりの量を試しましたが、数センチという短い長さでもケーブルでもハイとローがスポイルされるものばかりで、音がなまっちゃいました。
あまりにもハイファイすぎて困るという時に、もしかしたらヴィンテージワイヤーが活躍するかもしれないが、何kHzが何dB落ちるとかまで分からないので、ものすごい時間使わないと適合するワイヤーは見つけられないと思うし、それこそその分ギターの練習したほうがいいって話かも。
ということは、新しいワイヤーで良いってことなのだが、パーツとの相性があるので、最新の使ったら必ず良くなるって訳ではない。
そもそも今の音が気に入ってそのギターを買ったはずというか、この子はもっと伸びる!なんてテレビのプロデューサーばりの目線でギター買ってる人はいないはずだから(笑)替えないのが得策だと言うのが僕の意見。

・ネジの緩ませると音が良くなる
緩ませると音があったかくなるとか、倍音が増えるとか、、、オカルト感がハンパないがこれ「本当」。
きっと鉄のかたまりと、小さな鉄の固まりの集合体との違いというか。鉄のかたまりを叩いてもキーンとしか鳴らないが、集合体だと色んな種類の音が出るでしょ。隙間が出来て、ぶつかり合えば倍音は増えますがな。
実際やってみればよくわかる。
ただツアーに出たり、しょっちゅうケースに入れて持って回ったりしていたら、揺られたり振られたりで自動的にあちこちが緩むもので、そんな一つ一つのネジを管理出来る訳もなく、とはいえやってる人も実際いるようですが、そうなると現場に着き次第、リハの時に音を出しながら再調整するしかないわけで、五月蝿いわ、リハ時間が無くなるわで、共演者にとってそんなに迷惑な話はないわけで(笑)ギュッとネジを締めた時に音が良いギターを使うこと!これ以上は選択の余地はないんじゃなかろーかと思う次第。

・ヴィンテージピックアップ
ヴィンテージピックアップを真似てるやつよくあって、それらのほとんどが枯れてる具合を似せて出力を低めにしてますとか言いますが、ヴィンテージピックアップは出力高めのもいっぱいあります。あーこれ書いたら怒られそう(汗)
これはあくまでも推測だが、ヴィンテージピックアップのレプリカを作りたいとなればどこかのメーカーがヴィンテージ買って来てバラさなきゃいけないわけで、その際に誰も手をつけてない数万ドルの超ミントコンディションのギターを選ぶ訳なく、なるべく痛んで安くなった奴を買うとか、痛んだことで売られちゃったピックアップを計測した事で、ヴィンテージ=枯れているという見解が生まれた。そういうことの気がする。
というわけで、あそこのやつがいい「ろ」しい。

・パーツの質量
よく最新パーツに平気で替える人いますが、パーツを変えるってことは重さが変わる訳で、ギター全体の質量が変われば音は全く変わりますよ。
木に弦を張るのと、鉄に張るの、だいたいどうなるか想像出来るでしょ?
自分のギターが気に入ってて、パーツが壊れた場合、出来るだけ同じもの、同じ重さの物に替える事をお勧めします。
ちなみに僕は金属パーツが大きすぎるギターと、Wilkinson by Gotohブリッジは、将来的に好きになるかもしれない物です(笑)
ストラトの普通のシンクロナイズドがすごく好きで(6点止め)これも調整の仕方があり、その調整を出来れば何も塗らなくても全然狂わないですよ。これも雑誌に書く際に、、、(しつこいかw)

・ストラト用、レスポール用
歪みものでストラト用、レスポール用っつうか、どっちか向きの製品ってのがあるわけですが、なんでそんなレッテルをわざわざ張るのか不思議だなとずっと思っていた訳です。
やっとその意味がわかりました。
ひとつはどちらかで使いやすい様に音質調整されたもの。これはわかってた。
もう一つの理由がなるほど!という感じで、オーバードライブなんかは回路の中でクリーンと歪みをミックスさせてる訳ですが、シングルの低出力で調整されたエフェクターに、ハムの高出力を突っ込むと、原音の方が大きくなりすぎて、作者が意図してない音質になるって訳でした。もちろん逆も然り。なるほどなぁ。
ということは、クリーンミックスのノブがついてれば、ギターを選ばないという事ですね!

・バッファー
僕が色んなバッファーを紹介した所為で、よくこれ必要あるの?と聞かれますが、まぁなくてもいいならそれでも良いですがやっぱりあった方が便利だと思います。いや、僕は絶対ないと困る。
レンタルスタジオに置かれているギターアンプを使っている人にはわかりにくいようですが、気に入ったギター、気に入ったアンプを使ってる人ならすぐ分かってもらえます。
ギターを直でつっこんで音を聞いてみて、そのあとトゥルーバイパスのエフェクターを挟んで聞いてみてくださいな。全然音が違うでしょ。
たとえトゥルーバイパスでも、ひどく音に影響を及ぼします。
「昔はエフェクター通すとモケモケになってしまったもんだよな〜」という先輩の話を聞いた事がありますが、いやいや!あの小型エフェクターの元祖といっていいMXRも1970年代当時からLine Driver/Noise Gateという名のバッファーを出してまして、それはそれは素晴らしいナチュラルな音なのです。今でもばっちり使えます。素晴らしいよMXR。
まだ当時は、音を変える事ばかりに目がいっていて、バッファーまで気とお金を使えてなかったってわけですね(笑)

最後に
ああ、沢山書いてしまったという感じですが、ギターリストの後輩たちの何か助けになればと思ってます。
こういう話はほんとギター屋さんとはもめるのよ。何も知らないくせにえらそうにといわれます(笑)
ま、その情報や商品を売って食ってる人達だからこそ、違う意見は困るのでしょうかね〜。
でも、とりあえず2014年的には、これらが僕の真実。
最高のGuitar Lifeを!

投稿者 burtman : 2014年7月 5日 07:05